野獣死すべしの作品情報・感想・評価

「野獣死すべし」に投稿された感想・評価

ユーサクの最高傑作。この人、本当に狂っているのではないかと思わせます。狂気の宿った目力にやられる。
sae

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記録

C()②
印象に残る映画

リップヴァンヴィンクルの恐怖
shoepexe

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3.9
画面越しでもストイックさが伝わる
メソ

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4.5
サイレンサー使用時の発射音と貫通能力を試すシーンやばない??
あと電車内のシーンやばない??
シュウ

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5.0
松田優作の代表作であり、映画ファンの間でも一番人気が高い。

東京大学を卒業後、通信社に就職した主人公・伊達邦彦は戦場カメラマンとして世界各国を渡り歩いた。
しかしその地その地であまりに残酷な景色を見過ぎた彼は脳をやられ、善悪の区別がつかなくなる。

そして野獣の暴走が始まる…
相棒、女、男を追う刑事、4人の行き着く先とは…

個人的にも彼の最高傑作だと思います。
この役のための大幅な減量、4本の抜歯(奥歯)など過酷な役作りをしたことから彼の新境地とも言われました。

なお、松田優作だけでなく鹿賀丈史、室田日出男さんの演技も圧巻です。

本作で最も有名なシーンがクライマックス、夜汽車の中松田優作と室田日出男が対峙するシーンなのですが松田優作はこの間一切瞬きをしません。

オープニングからラストシーンまで目が離せない、自己陶酔の勝利です。
JF

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2.5
「君は今確実に、神さえも超越するほどに美しい。」

 あのような役を演じるのにはたして松田優作が必要だったのか。あるいは松田優作はあのような役作りをする必要があったのか。主人公像をめぐって主演と監督が言い争いするのも納得できる。まるでディアハンターのクリストファーウォーケンのように戦場で心を病んでしまった人間を演ずるべきなのか。それともハードボイルドに酔ったタフな人間の破滅への過程を描くべきなのか。悩ましい。

 できれば監督のイメージで作品を完成させるほうがよかったのではと個人的には思う。監督に歯向かう松田優作のキャラもいいのだが。

ラストにいたる過程ではおもしろいシーンはいくつもあった。しかし結末が難解で正直観ていた自分の心をどこに落ち着けたらよいのかわからなくなった。

 戦場の地獄を多く見てきた主人公伊達は頭脳明晰で射撃もうまい。拳銃を奪い事件を起こす。計画的な犯行を繰り返しながら野獣を目指すように伊達は行動し続ける…。
いかにも80’美青年のささやかながらも怪しい日常がエッジとなって、後半鮮やかに描かれる狂気。唐突に現れるリップヴァンウィンクルの物語によってようやく明かされる物語の向かう先が加速する。
個人的にはあの岩井俊二作品ってそういう意味だったのか〜って変なタイミングで違う物語に脳を浮気させてしまったのでまた見返したい。

あとラストにちらつく刑事って何の象徴だったんだろ。飲んでみたかった酒にありつけた?(?)
201801008
鹿賀丈史の存在感!!
出てきた時から魅了されました。室田日出男もさすがの演技!

松田優作の役作りの凄さは相変わらずです😳
Kaz

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4.7
自分にとって、優作アニキといえばこの作品になります。

きっかけはリリー・フランキー氏が松田優作特集にてこの作品を挙げていて、当時今より見識が狭く、優作アニキのゆの字も知らず、気になって観たのが始まりでした。

もうとにかく優作アニキの狂気の沙汰でない迫力が印象に残り、今でも定期的に借りては観ています。

ラストシーンの意味解釈や、この映画の為に奥歯を抜いたりなんだりしたというのは、重要なのでしょうが、自分にとってはさほど重要ではなく、優作アニキの狂気にただ呑み込まれてゆくのみ、なのです。

男として、松田優作の存在を確かめたくなる時は、彼の事を知ってしまった以上、ありますよね。
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