フェアリー・ゴッドマザーがネズミたちに『シンデレラ』の物語を読み聞かせる約束をするが、ジャックとガスは遅刻してしまい、読み聞かせは終わってしまう。ネズミたちは国王の城に移住してからの物語を本にまとめて、シンデレラにプレゼントすることを思いつく。
ディズニーオリジナルの『シンデレラ』の続編。シンデレラのシンデレラストーリーが本になっているとは面白い設定。
『第1話』王子とのハネムーンを終えて王宮へと戻ったシンデレラは、会議のために外出することになった王と王子に代わり、ひとりで晩餐会を取り仕切る役が言い渡される。
伝統なんて関係ないとばかりに自分流を貫くシンデレラに惚れそう。デザートのプルーンが気に入らないらしいが理由が分からない。相変わらず瞬間湯沸し器みたいな王様は心配になるレベルだった。
『第2話』シンデレラが春の訪れを祝うお祭りの準備を始めるが、ネズミのジャックは小さい身体のせいでなかなか役に立てない。ジャックはフェアリー・ゴッドマザーに頼み、人間の姿にしてもらうが、慣れない身体になかなか苦労してしまう。
"ありのままで"という永遠のテーマで描かれる壮大なストーリーで面白かった。
『第3話』シンデレラが王子に嫁いだ後、義理の母トレメイン夫人は実の娘であるアナスタシアとドリゼラが舞踏会で高貴な相手と出会うことを期待していた。そんなある日、アナスタシアは村で出会ったパン屋の青年と恋に落ちてしまう。これを知ったトレメイン夫人はパン屋と会うことを禁止するが、その様子を見かけたシンデレラは彼女に手を差し伸べる。
シンデレラがふたりの出会いを演出シーンがほほえましい。アナスタシア(赤毛の方)の化粧を指導したりシンデレラのスキルの高さに脱帽。
