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哀しみのベラドンナのnatsumiのレビュー・感想・評価

哀しみのベラドンナ(1973年製作の映画)
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ずっと見たかった作品なんだけどだいぶエグかった。レイプシーンなどが強烈で何度もあり観ているのが苦痛だったけれど、どれも絵的でインパクトがあり映像的表現として斬新なものばかりで、絵を描く者としてはすごく勉強になる。70年代のサイケなビジュアルと詩的で耽美な台詞のコントラストが面白い。ただ絵的表現がすごくてもストーリーが童話的な薄さのままだからもうちょい短くても良かった思う。例えるとセーラームーンの変身シーンが毎回表現が全く違くとも5分くらいある感覚。元ネタは19世紀に出版されたフェミニズム系魔術の歴史についての本だとか。
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