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パトリオット・デイのKのレビュー・感想・評価

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
3.3
パトリオット・デイ=愛国者の日。嵐の前の静けさ。静寂を感じる序盤。日常を送る人々。事件の発生についてはニュースで見て知っていた。その後のことはほとんど知らずに視聴。緊迫感。凄惨な現場。遺体のそばに立ち続ける警察官。捜査本部。監視カメラの位置を推測する場面が印象的。もしクラスメートが通報していたら。行き当たりばったりな犯人の行動。ベンツ。銃撃。ミニハンマー。この映画の中で語られる善と悪、そして愛。立場が変わればそれらは全てひっくり返ってしまう。その現実に複雑な感情が湧く。とは言え当事者の方々がそう言っている以上、そのまま素直に受け止めたいとも思う。年齢性別問わず、ひとつの命であることに変わりはない。それでも8という数字には胸が痛む。理由がどうあれ許されないけれど、犯人側の背景や事情をもう少し知りたかった。視聴後、ボストンマラソン爆弾テロ事件について検索。より詳しい真実を知った。実際に起きた事件を映画化する難しさ。ドキュメンタリーの圧倒的な説得力を再認識。