子の幸せだけを願う、母の大きな愛、ありきたりと言えばそうだけど、やはり良かった。
監督、脚本、主演のジア・リンの実話に基づく映画。
お母さんへの愛がたくさん詰まってた。
高校での銃乱射事件を経験した高校生たちのPTSDがテーマ。
恐怖で心が麻痺する感じがとてもリアルだった。
父子のロードムービーとして好感度高い。
それぞれの街の風景と地元の音楽が良かった。
そして、本当に美味しそう。
見せ方が上手いです。
期待してなかったけど、充分楽しめた。
殺したくない、運の悪い仕事請負人のブラピがやっぱりカッコいい。
登場人物毎に変わる音楽もかなり良かった。
鬱屈とした生活から、音楽で少しずつ這い上がっていく様と、曲が出来上がっていく過程が相まって、心踊った。
80年代の洋楽と、オリジナル曲のクオリティ、ホントに素晴らしい。
時代劇を愛して止まない、映画部の女子高生がヒロインっていう、斜めからくる青春もの。ふわっと良かった。
最後のクライマックス立ち回りシーンは、心に残る。