シュンギク

パトリオット・デイのシュンギクのレビュー・感想・評価

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
3.0
2013年、ボストンマラソンで実際に起きた爆弾テロ事件を、被害者・犯人・刑事らの目線で追った映画。実際のものも交えながら展開されていく映像は、ピリピリと張り詰めた雰囲気を最後までキープ。マーク・ウォールバーグの熱演や、尋問シーンなど見応えあり。

この映画の肝はラストの一連の流れなのだろう。確かに素晴らしい。
が、一つの作品として考えると、このラストとそれまで本編が描いていた内容とが多少ズレていて最後の最後で散漫になってしまった印象。このラストにするなら削るべきところはいっぱいあったし描くべきシーンもいっぱいあった。