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パトリオット・デイのsallyのレビュー・感想・評価

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
4.2
「バーニング・オーシャン」のピーター・バーグ監督、マーク・ウォールバーグのコンビでおくる2013年に発生した、ボストンマラソンを標的にした爆弾テロを題材にした実話。
まず、本作品、「バーニング・オーシャン」の時もそうでしたが、ピーター・バーグ監督が取材をして撮り上げた作品なので、全編通して、当時のボストンマラソン大会の爆弾テロは決して大袈裟で作られているのではなく、かなり忠実に出来ている作品だと思います。
ある意味見ていて痛々しく、怒りなどがこみ上げてきます。
イスラムだろうが、キリストだろうが、無差別に人を殺す神は神ではなく、洗脳の怖さ、愚かさなど、被害者側、加害者側どれをとっても考えさせられます。
イスラムの女性(妻)の考え方(これも洗脳)にも、全くもって理解出来ません。加害者側の3.11の事案を話す場面には、呆れる所か笑うしかありません。
何とも不快になります。
映画的に言えば、ラストの銃撃戦は大迫力なんですが、これが、本当に住宅街で起こった事だと考えると本当に怖くなります。
「バーニング・オーシャン」に関してはまずまずの作品でしたが、本作品は、とてもリアリティがあり、当時の事件の真相が良く伝わる映画でした。
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