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パトリオット・デイのたのレビュー・感想・評価

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
3.7
ボストンマラソンで爆破事件が起こったことは知ってたけど、本当に「爆破事件が起こった」という事実しか知らなかった。

実話に忠実に基づいているということで、映画ではいつも無能的描かれ方をされているアメリカの警察が、今回かなり活躍していて、実はかなり有能なのではないかという新たな発見笑

テロは決して起こってはならないし、起こったテロに対して愛をもって団結するボストンはとても素晴らしいと思ったけど、そもそも「なぜこのテロは起こってしまったのか」を考えないと憎しみの連鎖って消えないと思う。

テロリストの兄弟が言及してたように、シリアをはじめとした中東では無実の人々も大勢殺されてしまっているわけで、そりゃあ過激になるイスラム教徒がいてもおかしくない…

犯人逮捕をした警察を祝福するのはもちろん良いことだけど、願わくばそんな状況が起きない世界になってほしい。
最後の方はそんな感じで若干もやもや。

愛は憎しみに打ち克てるけど、それで新たな憎しみが生まれてしまっては意味がないと思う。

憎しみが生まれないことが1番大切だと思った。
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