ハドソン川の奇跡、バーニングオーシャン、最近実話で名作が多かったけど、また１つ名作が。
ボストンマラソン爆破テロ。記憶に新しい事件。ニュースで流れた映像が衝撃的過ぎて今でも覚えてる…
スタートは穏やかに始まります。幸せそうな若いカップル。休日を散歩する父と子。警官と大学生のたわいもないやりとり。最初に出てくる人物が、全員思わぬ形で事件に関わってくる。
中国人は意外にも勇敢。撃たれた警官にはまさか！と思って涙が…
特に見ていて苦しかったのは若いカップル。何となく嫌な予感はしてたけど、二人ともだなんて…。涙が次々と流れて、最後の実際の映像では号泣。二人の絆と強さに感動したのはもちろん、ボストンという市の絆には驚かされてばかりで、強く温かく、誇り高さが凄く伝わってくる。
事件は、マラソン時の爆破のシーン位しか知らなかったけど、その捜査の裏でも亡くなった人がいて、あんなにも激しい銃撃、爆発が閑静な住宅街で行われていたことに驚きで…しかも一人は19歳の少年。本当に色んなことを考えさせられた。
配役、演技云々というより、作品全体が素晴らしい。病院でカップルや父と子が再会するシーンや、亡くなった8歳の少年が運ばれるまでずっと傍にいた警官の表情が忘れられない。
