ハリー

ハリーの感想・レビュー

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
4.2
 ボストンマラソン爆弾テロ事件を描いた作品。実話ベースなのでどんな展開かわかっていながらも、作品冒頭から最後まで緊迫感の絶えない作品。

 昨今、ヨーロッパでテロが頻繁に起きていますね。劇中で、犯人がボストンマラソンで爆破後、ニューヨークに向かったことからも分かるように、テロは人混みの多い場所が狙われますね。旅行に行く際には、どこへ行くか、何が起きるかを考え、覚悟を持ち行動していきましょう。

 エンディングの前に、被害を受けた方々のインタビューがあります。このテロによって、命や手足を失われた被害者。でも、それは "被害者ではなく、平和の大使" であるという言葉。この言葉が、実際に被害を受けた当事者から発せられたのにはとても驚きました。自分が足を失ったら、自分を"被害者"と思わざるを得ないでしょう。決して、"平和の大使"なんて言葉は考えませんし、発することもありません。更に、このマラソンの観客として足を失ったにも関わらず、ボストンマラソンに参加し完走する。
なんて心を持っているのか!世の中には、すごい人がいるもんだなぁと感心しました。

愛は奪うことはできない。愛は憎しみに勝る。そんなメッセージを送った作品です!