ちょっと『ハドソン川の奇跡』に通じるものがあったかなと。両方実話だっていうのはもちろんだけど、警察やFBI任せじゃなくて街全体が動く姿勢に感嘆。なんか、ぞわってきて泣けてくるんだ。
破壊される日常。
テロが与えるショックの大きさは計り知れなくて、それが世界各地で起こっている今日って本当に異常だし恐ろしいこと。
屈してはいけない。
でも日本にいて怖いのはどこか他人事にしてしまいそうな、面倒ごとには関わるのを避けそうな国民性。
果たして脚がズタズタになった人を目の前にして、パニックに打ち勝って手を差し伸べてあげられるんだろうかって自分にも不安になった。
良作。