Katsuya

パトリオット・デイのKatsuyaのレビュー・感想・評価

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
3.9
実力派俳優を集めて繰り広げる愛の物語。
ボストンの住民が一つになって正義を勝ち取った実話。
もの凄く胸に突き刺さる。
ドキュメンタリータッチでもの凄くテロ事件の緊迫感が伝わった。
一人一人の登場人物に焦点を当てて、事件に関わる瞬間までがきれいにつながる。
偶然、事件に巻き込まれる恐ろしさに鳥肌がたつ。

ケヴィン・ベーコンやJK・シモンズといった実力派を脇につけているため、相当面白い作品だった。

ストーリー、脚本、演技どれもよかったけど、一番気に食わなかったのが脚色。
ピーター・バーグは元々はアクション映画監督だから登場人物が英雄に見えてしまうところが好きじゃない。
みんなかっこよすぎて、リアルに描くのではなく、より映画的に描かれていて正直好きじゃない。
これこそイーストウッドが監督したら面白い作品になったんじゃないかな?
Katsuya

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