群青

パトリオット・デイの群青のレビュー・感想・評価

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
3.3
ピーター・バーグによる実写化三部作の最終章(勝手)

ネイビーシールズ最大の失敗作戦のローンサバイバー。
近代最大の人災のバーニングオーシャン。
そしてボストンマラソンテロを描いたパトリオット・デイ。

そのどれもが始まりから事の起こりまで水面下で緊張が進むのが魅力。
今作も何気ない日常が壊れるその瞬間まで一般市民は一般の365日の中の1日を暮らしているに過ぎない。
自分の生きる世界が何の拍子でひっくり返るかわからない、そんな不安が常にあるんだと突きつけられる。
犯人は自然ではないただの人間なので、犯行までの流れも描かれる。これもまた、お前らどうしてって思うんだけどそうは言っていられない。理解できない理由で人を巻き込むのはもはや自然災害と同じくらい避けようのない事。言いようのない憎しみが湧いてくる。

もうそこまで来たら監督の思うツボだ。あとはそのノリに乗って観れば問題なく楽しめるであろう。