キャトラーズ

パトリオット・デイのキャトラーズのレビュー・感想・評価

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
5.0
いろんな側面から沢山の感情や考えが
呼び起こされてきて、なんとも
うまくまとめられない状態です。
とりあえず観てよかった、
でも映画館で観るべきだったな。

前作「バーニング・オーシャン」も
そうなんだけど、事件が起きる前の日常も
一人一人ちゃんと映してくれるのが
流れも踏めてよかった。
だからこそ先に起こる事柄に
よりハラハラさせられた。
今思えば冒頭のドア蹴破りシーンとか
事件前と後で結構毛色の違う映画になってるなぁと。

作品通してドキュメンタリータッチ?な
描き方が臨場感が増してすごくいい。
観てるこっち側も登場人物たちと
並走できるというか。

終盤の銃撃戦はなかなかの勢いでびびった。
マジで戦争映画観てる気分だ。
あの野郎なんであんなに爆弾投げんのうまいんだよ。
そんな中、ノーガード戦法で
犯人に向かっていくJ・K・シモンズが
気になって仕方なかった。笑

あのクソ無能取調官はなんなんだ。笑
嫌がらせして帰っただけじゃねぇか。

ラストらへんのトミーのあの話で
中盤の帰ってきたトミーと妻の会話が
フラッシュバックしてうるうる来てもうた。
犯人見つけた時の眼圧も凄まじい。

ラストの本人たちのインタビューがまた
「この映画面白かったな〜」で終わらせない
これが本当にあった出来事だと再確認させられる。

名画座かどっかでやってくねぇかな〜…
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