事件からもう五年も経つんですね。華やかな舞台での爆破事件は今でも鮮明に覚えてます。
劇中でも、実際の映像を使っての作品。オープニングの静かな感じから、事件が起こってからの際どい感じへの転換で、一気に作品に引き込まれました。
ストーリー的には実在事件の映画化ということで、ボストンマラソンでのテロ事件と犯人特定、逮捕まで。
解説によれば、事実7割、フィクション3割くらいらしいです。人間関係なんかは結構フィクションなのかな。
個人的には、捜査本部の規模のデカさに驚きました。この辺はさすがに日本とは違いますね。体育館みたいなところにあらゆる役割の人たちがいて、マスコミ対応もそこで。
フェンウェイパークでのレッドソックスの選手のスピーチにも感動しました。日本でも3.11の時に楽天イーグルスの嶋選手がスピーチしてましたが、ああいうのは勇気をもらえますね。
しかし、犯人の目的も信念に基づくというよりはなんだか曖昧で。なんだ、あいつら。特に兄弟の兄貴の方がいろいろクズ過ぎて。。。
9.11の真相はな、とかフェイク情報をしたり顔で語るとことか。なんなんだろう。
映画のテーマとは関係ないところなんですが、老捜査官の煙草の吸い方がやけにかっこ良かったのが印象的でした。