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パトリオット・デイのmiholyのレビュー・感想・評価

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
2.9
現実の映像をおりまぜつつの、全編実話だそうである。
淡々とした群像劇から一転、実際にあの事件現場に居合わせたようなリアルな臨場感。この後ぐっと感情移入度が上がる感じ。
ラストは実在人物の証言が続きボストン強くあれ!で終わる。とにかく真面目な印象の映画。

この監督の前作「バーニングオーシャン」も同様の手法だが、この「パトリオット・デイ」の方がずっと良い。多分、架空の警官を登場させる事で、より「事件を解決させたいという熱意」というテーマがクローズアップされたからだと思う。

ただ正直見て面白いという映画ではない…。同じ監督でやはり実話ベースの「ローン・サバイバー」は大変面白かったのだが。
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