サカタくん

パトリオット・デイのサカタくんのレビュー・感想・評価

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
3.0
事件それ自体の対応やドラマ性はあえて書きません
映画の作りやテーマに限って書きますが

開いてみれば結構微妙なアメリカ万歳映画にも感じます
平等さを主張しながら「アメリカの偉大さ、アメリカ人の強さ」
を皮肉った部分もあり
アメリカというかアメリカ人の闇を描いてるようにも感じました

ピーターバーグは割と一貫して現場で事に当たる人々を力強く描いてますよね
ただし、テロというものは被害者の事を考えるとどうしても冷静に見れないという側面があると思います
残酷な結果とテロの根源は映画という2時間の尺では語りきれない物だと思います
正直、プロパガンダに近いものを感じました