おのし

パトリオット・デイのおのしのレビュー・感想・評価

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
3.4
2人の犯行はあまりにも身勝手だし、
実際の映像と相まって
事件の悲惨さ、残酷さを痛感しました。

犯人の逃亡〜逮捕までがリアルすぎて、
観てるこっちにも恐怖が伝染してきた!
良く逃げる決意できたな…

事件の被害者の方へ捧げる映画でなので、
ハッピーエンド的な形で終わるのは、
勿論大賛成だし、頭悪い犯人は裁かれるべきだと思います。

ただ、少し一方的な見方が強い様に感じました。
戦争や宗教、経済的な格差。政治的な部分がもたらした結果こんな残酷な事件が起こってしまったんじゃないのかな…?
事件の被害を糧にして新たに人生を歩んでいく様はとても素敵な事だけど、
そこにばかり焦点をあてるんじゃなくて
何が原因なのかを知るべきだと思います。
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