愛国者の日。
2013年に実際に起きたボストン・マラソンテロ事件。
恐らく相当忠実に再現されているであろうノンフィクション映画。
というよりエンタメ性、サスペンスやガンアクションと盛り上がりのあるドキュメンタリー映画のような仕上がり。
見事。
実際の映像をふんだんに使用し、キャストと実際の人物の違いを気にせず演出として映画を作る。ラストには人物本人たちのコメント付きだ。まさしくドキュメンタリー映画だろう。
極めつけはカメラのぶれ、横揺れ、スマホや監視カメラの映像をそのまま使うことによりリアルさや、その場の空気感が伝わってくる。
エンタメ性が高いといったが、アクション映画、サスペンス映画としての抜き所が非常に多く、実際に起きているのか本当にといったガンアクションシーン、本部での広がり方や、続く緊張感、とても物語的にも面白かった。
まじで本当にこんなことが起きたとか考えられないくらいの規模と迫力、物語の進み方。
一つ言うとすれば犯人を描きすぎたせいで本当に犯人がそんな人間なのか、そんなやり取りがあったのかっていうのがある。まぁ周りの証言や中国人の人の証言でのキャラ造形なんだろうけど。
