2013年ボストンマラソンで起きたテロを題材にしたクライムサスペンス
マラソンのゴール直前、観客席で起きた爆破
現場は砂塵と負傷者の声で騒然となる
混乱の最中、事態の対処にあたる殺人課の刑事トミー
現場の指揮にあたるFBI捜査官は犯行をテロと断定
監視カメラに映る白い帽子と黒い帽子の男を追っていく
犯行の起きた4月の第3月曜日は
「パトリオット・デイ」愛国者の日だった
ピーター・バーグとマーク・ウォールバーグのコンビ
面白い
当時のニュースでも結構な騒ぎになったので覚えている事件
ボストンマラソンの朝、テロで犠牲になる人の日常を描いてからの爆破テロなので、現場の痛々しさがたまらない
特に亡くなった子供の傍で立つ警官の印象が余りに鮮烈
心臓をギュッとされた気分
事件当時は無線で状況説明や指示、救護活動に尽力するトミーだが、家に戻り緊張の糸が途切れた瞬間など、感情の揺さぶりがシーンによく反映されているのは流石と言ったところ
特定からの捜査陣営の素早い対応や、犯人の無計画な動きから広がる被害などスピード感があり飽きさせない
逃げた中国人の勇気はスゴイ
市街戦となった銃撃戦も臨場感があり手に汗握る展開
奥さんの尋問で出てきた人たちが気になる
実際もあんな風なのだろうか
モノスゴイ圧力を感じた
なんといってもラストに流れる事件当時の捜査関係者と被害者の映像
テロに屈しない、逆境を乗り越えた強さに感動する
無差別に人を狙う最低のテロリズムと戦った真実の作品。
ケビン・ベーコンと6次のつながりってあったけど
マーク・ウォールバーグもそれぐらい行くんじゃないか?
って思うぐらい出演作品が伸びている気がする