パトリオット・デイの作品情報・感想・評価 - 151ページ目

パトリオット・デイ2016年製作の映画)

Patriots Day

上映日:2017年06月09日

製作国:

上映時間:133分

3.9

あらすじ

「パトリオット・デイ」に投稿された感想・評価

win

winの感想・評価

3.9
実話という力が観る前から加わるからか、実際の映像が時折入り込むからか、スクリーンに映し出される映像ひとつひとつがズシリととくる。希望という光に包まれていたくなる作品。
emk

emkの感想・評価

4.1
ちょっと『ハドソン川の奇跡』に通じるものがあったかなと。両方実話だっていうのはもちろんだけど、警察やFBI任せじゃなくて街全体が動く姿勢に感嘆。なんか、ぞわってきて泣けてくるんだ。

破壊される日常。

テロが与えるショックの大きさは計り知れなくて、それが世界各地で起こっている今日って本当に異常だし恐ろしいこと。
屈してはいけない。
でも日本にいて怖いのはどこか他人事にしてしまいそうな、面倒ごとには関わるのを避けそうな国民性。
果たして脚がズタズタになった人を目の前にして、パニックに打ち勝って手を差し伸べてあげられるんだろうかって自分にも不安になった。

良作。
当時の事件については
知らなかったけど、
とても深かったです。

実際の映像がところどころで
使われていて
よりリアリティがありました。

マラソンに参加してない
中国人や警備員など
どう関わるんだろう?と
ずっと気になっていましたが
まさかあんな繋がり方だったなんて…

中国人、勇気あるすごい!




期待値はそんなにだったけど
見てよかったです。
xre25vn

xre25vnの感想・評価

3.7
設定-/脚本4/役者4/映像音楽4/個性3
2017-58(44)

期待値は低かったのだが観てよかった。
ボストンのテロ事件をほぼ史実通り真正面から映像化している。ナレーションがあればBBCかNHKのドキュメンタリーなのではというくらいの丁寧な仕上がり。
実際の映像が高頻度で挿入されるが、役者も実際の人物にかなり似せているので違和感は抑えられている。
あくまで「一般人が巻き込まれた事件」として描いており、宗教や政治めいたテロ要因についてはほぼ言及はない。

事件直後の救命措置、マスコミ対応、FBIの操作本部立ち上げの迅速さは圧巻だった。同じ対応が日本にできるのか不安になった。

マラソンでの爆発の後逮捕までにこんなにも紆余曲折があったということを知れてよかった。被害にあったことは「苦痛ではなく闘い」なんだという言葉が印象的。亡くなった元キャスターも近いことを言っていたが、人生のすべてを台無しにした悲劇ではなく、辛い出来事でもあくまで人生のワンシーンなんだというマインド。大事にしたい。
マークウォールバーグの見せ場が銃でも拳でも早口でもなく、ヘトヘトに憔悴して心の痛みを吐露する涙のシーンだったの、もらい泣いた。

うーん凄い
日本では新聞記事海外面で
報道されるだけの扱いでしたが
かの事件は9.11以来の米国本土での
テロであり、当時自分も
ニュースなどで事件を知り
衝撃を受けましたが まさか
これほどのエピソードがあり
テロに立ち向かった人間がいたとは
知りませんでした

日常のすぐ側にテロがある
この時代の恐ろしさを改めて
実感しますし、ではこういった
時代をどう生き抜くかという問いに
愛があれば乗り越えられるというのは
ベタではありながら、ある意味
究極のテロ対策だなとも思いました

何よりすごいのは
ウォータータウンでの銃撃戦
あまり銃撃経験もない平穏な
街の警官たちが突如テロリストと
対峙し、戦うことになるのですが
皆とても実話とは思えない勇敢さで
畏敬の念を抱かざるを得ません

本作の主人公はこの事件に
対応した警官たちは勿論のこと
人生最悪の日に遭遇しながらも
そこで折れることなく、逆境を
乗り越えたボストン市民一人一人
なのでしょう
ここにこの映画の良さがあります
24時間テレビでやるお涙頂戴ドラマを、クオリティを極限まで高めたような映画。映画に世界の多様性を見たい僕としては、「みんな最善を尽くした!ボストンは強い!愛は悪魔に屈しない!」に終始するのが物足りないけれど、こういうテーマなんだと割りきれば文句をつけようがない良作。

序盤で朝ランしてた中国人もマラソンに出るのかなと思ってたら違って、じゃあどこで物語に絡んでくるのかと思ったら「そこかー!」だったし、MITの若いカップルもどう絡むのかと思ったら衝撃的な展開で。観るものを確実に引き込む手練れの脚本です。
住宅地ではまさかの爆撃戦。予想だにしない展開に唖然としました。
「ローン・サバイバー」以降の『実話×マーク・ウォールバーグ』シリーズ(?)三作目。
2013年に起きた「ボストンマラソン爆弾テロ事件」の全容、解決に至るまでの過程がテーマです。
今作も実在の人物たちの功績を描き讃える物語でした。


観終わって最初に感じたのは、「テロリストに対する憎悪を煽る映画ではない」ということです。
犯人に対する人々の憎しみは当然あり、それが事件解決への執念に繋がっていくのが前半、テロという困難・災厄に立ち向かう人々の勇気や絆、ボストンという街の強さを描くのが後半、といったイメージでした。


僕は感化されやすい人間で、「ユナイテッド93」を観た後はイスラム系テロリストに対してすごい憎悪を持ってしまったのに(批判はしません、あれもめちゃめちゃいい映画です)、この映画は全く違った後味で、それがこの映画のすごいところだと思いました。


以下は印象に残ったところ。
ネタバレあり。


アメリカの国柄・国民性

テロや犯罪者との戦いに対する意識が日本とは違うな~と思いました。
情報を求めるFBIに対して、回線がパンクするほど寄せられる市民からの情報、避難しろと言われても、何でもいいから協力したくて「これでぶん殴ってくれ!」と警官に渡されるハンマー、等々。
「敵」だと認識したものに対して、一丸となって挑む国民性はアメリカの強さだと思いました。


国・警察への信頼

外出禁止命、学校敷地内の侵入、学生寮へのドアブリーチング・突入、住宅地での銃撃戦・・・日本でやったら批判が殺到しそうなことを、当たり前にやる。
人の家の中だろうが、屋根の上だろうが、狙撃ポイントになりそうな場所はどこでも入っちゃう。
それが許されるのは市民の理解があるから。


銃があること、使うことへの当たり前感

終盤の警察と犯人の銃撃戦は、手製の爆弾やアサルトライフルなど互いに強力な武器を使用した、まさに戦場でした(味方への誤射など混乱もありましたが、それは軍隊でもやることなので、そこらへんも含めて)。
その「戦場の仕事」を、SWATでもなんでもない制服警官がこなしている。スゴいことですよね・・・。
いきなり迷彩服の男たち(HRTかな?)がズケズケ入ってきて、日本人なら「キャー!!」ってなる場面でも、落ち着いて避難誘導に従う女の子。これがアメリカなんでしょうね。
こういう描写が多かった気がします。


イスラム教徒の覚悟

ぶっちゃけ犯人たちは頭も弱そうでクソみたいに描かれていましたが、奥さんにはビビりました・・・。
夫がテロリストであること(彼らにとっては聖戦者なのでしょうか)を知っていて、でも逆らわない。死体の写真を見せられても涙も流さない。かといって愛してないわけでもない。私はイスラム教徒の妻だから、夫に従うのは運命。どうやったらそれを受け入れる強さが備わるのか。
社会への不満をぶちまけたくてテロリストになる「にわかジハード野郎」でもなく、砂漠の国でコーランしか読まずに育った「ガッチガチのイスラム原理主義者」でもない。
アメリカ在住、アメリカの文化に触れ、欧米人の価値観、概念、考え方、全て知っていて、それでも「私は違う。私はイスラムの女」と割りきれるのは、その「覚悟」はどこからくるのか。

それだけが、この映画を観終わった後も解せずにずっと残っています。

奇しくも日本で「いわゆる共謀罪」の議論が紛糾してる時期に観られたのも感慨深いものがありました。

日本とアメリカでは色々なことが違いすぎて同列には語れないと思います。

ただ、いずれ私たちがこの超人的な「覚悟」に怯えて暮らす時代が来るのかな、あるいはもう来ているのかな、などと考えてしまい、本当にゾッとさせられました。
ぬく

ぬくの感想・評価

3.5
アメリカ人のアメリカ人によるアメリカ人のための映画。

「愛は暴力に屈しない」
このフレーズは散々使い古されて陳腐に響くが、アメリカ人がすごいのはその言葉を本気で信じて実践しているところ。みんなラブユーハニーっていう。そして決してテロに屈しない。しかしこの愛が後半破竹の勢いで押し売りされて若干辟易した。私は。

何気なく送っている日常が不意にわけのわからない暴力で破壊される。復讐しても傷は癒えない。テロリズムの不気味な恐ろしさが直感として理解できた。
実話なので、犯人の犯行動機なども良く分からなかった。
かなり血の量が多かった。