パトリオット・デイの作品情報・感想・評価 - 250ページ目

「パトリオット・デイ」に投稿された感想・評価

Shoty

Shotyの感想・評価

3.8
テロの被害にあった人達 警察 スポーツ選手 医者 ボストン全市民が力強く生きる姿勢がよく聞く「テロに屈しない」ということですね
実際の被害者たちの 悲しみを乗り越える努力 チャレンジ この映画を観た人への思いが伝わってくる そんな中マンチェスターでもテロ やめてください
まだ記憶に新しいボストンマラソン爆破テロ事件
観ている間、胸の真ん中にあったのは、テロリストへの怒りと、犠牲者を悼む心でした

爆破直後の凄惨な現場や救命治療にあたる病院内の様子はとても生々しく、目を背けたくなる人もいるのではと思えるほど

幸せなカップルに突如訪れる悲運、逃走中の犯人に急襲される警察官、平和な日常を送っていた人たちがどのように事件に巻き込まれてしまったのかという点にもスポットを当てながら、警察・FBIが市民の協力も得つつ犯人を追い詰めていくさまがスリリングに描かれており、133分という上映時間を長いと感じさせない作りになっています

私のように日本のニュースで報道されていた程度の知識しか得ていない者にとっては、犯人逮捕にいたる僅か102時間の中で、こんなにも色々な事があったのかと驚きを感じるほど

ただひとつ残念なのは、これは個人の趣向によるところが大きいと思うのだけれど、爆破事件後の犯人を追い詰める過程においても笑いを誘うようなシーンがちょいちょい盛り込まれていること

実際の現場においても、冗談でも挟まなきゃやってられないよという雰囲気はあったのかもしれないし、確かにクスッと笑えるシーンもあったのですが、私には大半が笑えず、テロに対する市民の怒りや悲しみ・犯人逮捕に全力で取り組む捜査陣の熱意を希薄にしてしまっているように感じられました

あのラスト、この作品の題材となった事件がフィクションではなく事実なんだということを強く認識させられ、悲しみと怒りから目に涙が

ただ事件の詳細を知り得るのみに留まらず、他国と比べるとかなり平和な生活を送れている日本にとっては、平和のありがたみを再認識させてくれる作品でもあるのでは

悲しくもイギリスそしてジャカルタでまたテロによる多数の犠牲者が

いつかテロのない世界が訪れることを強く望みます。
みか

みかの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

まだ記憶に新しい、2013年に起こったボストンマラソンでの爆弾テロを描いた映画。

今日もまた世界のどこかでテロが起き、多くの人々が犠牲になっている。自分に直接関係のないテロの記憶が風化していくスピードがだんだんと早くなっていくのは、決して珍しいことではないだろう。
そんな薄暗い時代だからこそ、テロに屈しない強さと勇気をくれるこの映画は評価されるべきではないだろうか。一人でも多くの人にこの映画を見てもらいたい。


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ーーテロだと断言された事により管轄がFBIに移り 犯人逮捕に燃える主人公は歯ぎしりするーーー
みたいな事が公式サイトに書かれていたので、主人公サイドとFBIが派手に対立したりするかもしれない等と危惧していたが、実際はそんなことなく割と協力的に話が進んだ事にホッとした。(一刻も早く犯人を特定・逮捕しなければならない状況なので啀み合っている場合ではないのは当然のことだが...)


主人公と犯人だけではなく被害者達にもスポットライトが当てられ、丁寧に描かれていたところが非常に良かったと思う。

銃撃戦のさなかでも少しクスッと笑えるところは、観る人によって好き嫌いが分かれそうだが私は結構好きだったりする。そんなに小さいハンマーで何ができるんだってツッコミを入れたくなった(笑)
ボストン・マラソンでのテロは当時ニュースで知っていたのですが、どんな犯人達か、どのように解決したのかは全く知りませんでした。なので今作を観ることで事の顛末を知ったのですが、まさかあのテロの後にも緊迫した展開がいくつも待ち受けていたとは思いませんでした。映画では実際の映像も使い臨場感やテロの悲惨さを表しています。
また、犯人グループ側も決して訳のわからない人物にはせず、ちゃんと背景を描いてテロを行う様を見せていました。そしてテロに巻き込まれた人々、現場の警官や捜査官達以外にもマラソンには関係無いのにどうして映っているのかな?と思った市民達が犯人グループと意外な関わり方をして、彼らの何気ない日常が一瞬にして危機に陥る様を見てとても緊張しました。

こんな悲劇を終わらせようと疲労や危険も顧みず奮闘する現場の警察官方と悲劇に見舞われても挫けないボストン市民達・・・これはテロを恐れる話ではなく、そんな彼らの勇姿を見せてくれる映画でした。
sting

stingの感想・評価

3.9
Filmarks試写会にて鑑賞

ボストンマラソンのテロ爆破事件はあまりにも衝撃的だったので、今でもあらましを覚えているくらいだ。この映画を鑑賞して、当時、テレビのニュースや新聞記事に載っていなかった捜査の裏側を知ることができ、面白かった。マーク・ウォールバーグほかの俳優陣も期待に応え頑張っており
、エンターテイメントとしても完成度が高い。しかしこの映画の本当の主役はテロの被害にあった人々だ。彼らの前向きに生きようとする姿には本当に心打たれ、勇気づけられた。映画を観てよかった。
shiron

shironの感想・評価

5.0
ボストンマラソンの爆弾テロは記憶に新しいですが、その捜査の裏側ですって?!
『キャプテン・フィリップス』を見た時にも「アメリカの捜査機関スゲ〜!敵に回すと怖いな;」と思ったので
本作では、短期間で犯人逮捕に至る捜査の過程が見られるとあって、興味津々でした。

そして、てっきり捜査員側からの物語だと思っていたので、時系列に群像劇で描かれる人々を
「この人達はこの後の犯人逮捕に、どんな風に関わってくるのかなぁ?」なんて思いながら見ていたわけですが、思わぬ展開にショックを受けました。
爆弾テロの後、犯人逮捕までに起こった“事件”を覚えていなったもので。。。
そうか…彼がそうだったのか。

これ、当時の事件を覚えてらっしゃる方がご覧になったらすぐにピンときて、時系列に描かれる彼らの“日常”自体に胸を締め付けられたのではないでしょうか?

そして注目なのは、時系列の群像劇の中に犯人側の日常も含まれていたこと。
決して許される事ではないので、犯人の肩を持つつもりは更々ありませんが、テロリスト達も生身の人間であり、一筋縄ではいかない問題の根深さを感じました。

時系列で描かれる人々とは別に印象的だったのが、封鎖されたテロ現場警備に残された警官。
彼の目に映るのは、静まり返ったメインストリートと足元に横たわる証拠品扱いとなった……。

この試写会の翌日、イギリスのソフトターゲットテロの報道が舞い込んできて、ボストンと同じく8歳の子供が犠牲になった事を知りました。

報道の数字に心を痛めながらも、そこに個人の顔が見えたとき、初めて私たちは事件を身近なものとして受け止め、考えられるようになるのではないでしょうか?

ラストは、主人公のモノローグで纏められますが、それだけではやや綺麗事にも思えるテーマの後に、当時の映像やご本人達のインタビューが流れ俄然説得力が増します!!

捜査員や警察官はもちろん、被害者の方々、事件に関わった人々、エールを送ったボストン市民。
そう!まさにボストンの物語でした。

ドキドキハラハラ、迫力もあって、エンタメとしても楽しめるうえに、
風化させてはいけない記憶を、映画として残すことの大切さを感じました。

多くの人に見ていただきたい…いや、多くの人が見るべき映画です。
YOP

YOPの感想・評価

4.0
ピーター・バーグ監督×マーク・ウォールバーグってことで、かなり期待して観たものの、驚くほど見応えがあった。

冒頭の何気ない日常、爆発テロが起こり混沌とする現場、犯人に迫る追跡劇…随所にボストンの街並みが差し込まれていて、ボストンは美しい街で、絶対テロには屈しないんだという強いメッセージのようにも感じた。

ピーター・バーグ監督素晴らし過ぎるよ。あなたの創る映画が好きですー!
心に刻まれた1本になった。

どんなことがあっても人は人によってしか救われないのかもしれない。

"BOSTON STRONG"
沢山の人にスクリーンで観て感じて欲しい。
oga

ogaの感想・評価

3.8
フィルマークス試写会@キノフィルムズ試写室
2013年に起きたボストンマラソン爆発事件のお話。記憶にも新しい事件だけど、爆発後、その後どうなったかは知らなかった。
いろんな人の様子を描いた群像劇でありながら、警察たちの捜査を軸にだんだんと話は進んでいく。
犯人逮捕の様子だけニュースで見た記憶があったが、そこに至るまでの警察たちの懸命な捜査を知らなかった。そんなボストンの警察と市民たちの団結力に胸を打たれた。

これを観た日にマンチェスターでの爆発事件のニュースを見たので、不思議な因縁を感じた。

映画と関係ないんだけど、キノフィルムズの試写室のトイレのマークが男性の方はチャップリンで女性の方はヘップバーンだったのが素敵だった。
mokomoko

mokomokoの感想・評価

4.5
@よみうり大手町ホール。
途切れない緊迫感と今や世界のどこで起きても不思議ではないテロの恐怖・・・それぞれが己が立場で貫く正義の姿と現場保持の為の苦渋の決断と任務を遂行する名も無き警官の姿に涙。
KUBO

KUBOの感想・評価

3.8
5月5本目の試写会は「パトリオット・デイ」。ボストンマラソンでのテロ事件を描く実話に基づく作品だ。

作品は発生前の数名のボストン市民の生活の様子から始まる。仕事も年齢もまちまちのこの人たちが、それぞれ違った形で事件に巻き込まれ、関わっていく。

我々もニュース映像で見た、事件発生と発生後の様子が、残酷なほど克明に描写される。事件現場で多くの人たちが血まみれで倒れる中で、混乱に陥りそうな警官たちの気持ちを映し出すように、カメラが上下左右に揺れる。血まみれの画面と相待って、気持ち悪くなってしまった。

事件を追うのは、地元警察のトミー(マーク・ウォールバーグ)、FBIのリック(ケヴィン・ベーコン)など、実名、実在の人物たち。逮捕までの犯人との闘いは「マジでここまでヤッタの?」と思わざるを得ないほど、すごい!

エンドロールでは実際のトミーやリックなどの映像や音声が流れ、事件被害者たちの立ち直ろうとする姿が映し出され、「ボストンよ、強くあれ!」と、アメリカはテロに屈しないと、愛国心(Patriots)に訴えるメッセージと共に作品は終わる。素直なアメリカ人はストレートに感動するんだろうが、私は鑑賞中、ずーっと辛い気持ちのままだった。

それは事件を起こした20歳前後の2人の若者が、ただのテロリストのイスラム教徒としてしか描かれず、なぜ何の罪もない不特定多数の人々を殺すことになってしまったのかが、全く描かれていなかったからだ。宗教の名の下に殺人が行われる。「聖戦」って何だ? そもそも宗教とは、人々の心を豊かにしてくれるもののはずだ。そもそもイスラム教もキリスト教も同じ唯一神を信じているはずなのに、傷つけ合うのはなぜなのか?

ちょうどアリアナ・グランデのコンサートでのテロ事件のニュースがテレビで流れているが、こんな悲劇が繰り返されて良いわけがない。感ずることは個々で違うかもしれないが、見て、話し合う材料にするだけでも、見る価値のある作品ではある。

ただし、見た後どっと疲れます。