パトリオット・デイの作品情報・感想・評価 - 264ページ目

パトリオット・デイ2016年製作の映画)

Patriots Day

上映日:2017年06月09日

製作国:

上映時間:133分

3.9

あらすじ

「パトリオット・デイ」に投稿された感想・評価

summer

summerの感想・評価

3.8
爆弾テロの事は勿論知っていましたが、犯人逮捕に映画の様な現実が有った事に驚きました。
そして被害者の方や市民の皆さんの強さに希望が見えました!
今更だけど亡くなられた方々のご冥福を祈ります。

このレビューはネタバレを含みます

ボストン・マラソン時に起こったテロ事件の詳細を
ドキュメンタリータッチで撮った群像劇・・・。
爆発現場にいた警官をメインに、
地元警察、FBI,現場に居たがために、
亡くなった人、けがを負った大勢の人の様子が、
手に汗握るような緊迫感だった。
まるでその場にいるような臨場感を味わった。
この映画での見どころです!

事件発生から4日間で、犯人特定&逮捕と、
スピード解決となった事件ではあるが、
ホームグロウン・テロリストという言葉をこの事件で知ったように思う。
なぜそういう事件を起こすのか、という根本の原因を
もっと深く掘り下げて、知りたかったなぁという気持ちが強い。
テロリストの妻の思考も、よくわからないまま。
颯爽と滑り込んだ捜査官の尋問って、こんなに甘いくて、いいの?

パトリオット・デイとは愛国者の日、
警察への敬意のしかたなど、アメリカ万歳の志向が強い。
もちろんボストン市民の、事件への想いは共感できるけど。
アメリカ人ではない日本人の目には、そう写った。

ドンバチを上手に撮る、アクションが得意な監督ではあるが、
愛さえあれば、すべてを克服できる、
というセリフはちょっと陳腐で、残念でした。
だって、ヒッピーやフラワーチルドレンの理想なんて、
幻想だったんじゃん!!
この世は、勧善懲悪で解決できる世界ではないし・・・。

この事件、爆破はしたけど、致命的でもなく、
シロウトの浅知恵と、いきあたりばったりの逃走で、
稚拙な計画だったから、解決できたようなものの、
本当にプロの手になるものなら、
結果重大で、そういう犯罪の芽を摘み取ることこそが、
最大の防御であり、
テロリストの心情・信条を知ることが肝要なのでは・・・?
と思わせる映画ではありました。
ボストンマラソン爆弾テロ事件の「犯人特定から逮捕までの102時間」という、その速さに興味を持って観ました。ストーリーとしては少し地味な感じがしたのは、なるべく事実に忠実にしたからなのかもしれませんが、犯人逮捕までの経過がよくわかりました。
犯人逮捕にかかわった警察官たち、団結したボストン市民たちに拍手!
爆発テロ事件で被害者となった人たちの前向きなコメントに感動!
Kango

Kangoの感想・評価

4.1
まず、FBI特別捜査官役のケビン・ベーコンの存在感が◎。やっぱり名俳優。
ピーター・バーグ監督の得意とする臨場感ある映画。
ボストン市民の愛国心や住民愛のようなものを感じた。
kentabe08

kentabe08の感想・評価

3.5
試写会にて鑑賞。

この映画の題材でもあるボストンのテロに関しては然程存じていなかったのですが、警察、犯人、市民など、各視点から描写されており、実際、犯人逮捕までにどのようなストーリーがあったのかが、実話ベースで上手く描かれていました。

ただ、本映画は本テロの全体像を描いてるため、各人の心情描写が薄かったようには感じました。なので、視点を絞り、その人の動機や葛藤などをより深く表現するような撮り方であっても良いのかなとは思います。

犯人との銃撃戦や爆破のシーンはかなりリアルで迫力もあり、非常に良かったです。ちょこちょこ小ネタも挟んでおり、途中笑みが溢れるシーンもありました。

映画を通して、「愛」や「正義」を全面に打ちだしており、アメリカのテロに対する思いや考えがストレートに表現されてると感じました。良い意味でも悪い意味でも、明快でアメリカらしい作品です。
masa36

masa36の感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

重い現実の事件がテーマ。
事件描写はもう、目を背けたくなるほど

"犯人逮捕までの102時間"なので、結末わかっているといえばそうなのだけれど、緊張と緩和のバランスがすばらしく、緊迫感持って飽きずに観られた

・ベッドシーンで描かれる足。美しい空撮のボストンの街並。いずれもストーリー終盤への伏線になっている

・我が街を愛するボストン市警。アメリカとしての体面・全体最適重視のFBIと対比。決して反発ではなく基本的には協力するのだけれど、"this is my f-ing city!" 警視総監のシャウトは鬼気迫るものがあった

・市民マラソン大会を楽しむランナーとしては、ぜひいつかボストンマラソンに出場したくなった。あんなことがあったからこそ、大会継続することに歴史的な意義ができたともいえる。ゴールはどんな雰囲気なんだろう

・"BOSTON STRONG"
当時の報道からは平坦な標語に感じ、2つめの単語はHOPEやWISHでもよさそうなのにと思っていた。観終わればやはりstrongがぴったり。凛として立ち上がったボストン市民や公的機関そのものをよく現している

・終盤に登場人物本人たちのインタビュー。事件で何を得たか、前向きですばらしい言葉がたくさん詰まっていた
思慮は浅いのに技術力は高いという、巻き込まれる身としては最悪なテロリスト像(ただしアクション的には+)は胸糞悪くもスリリング。テロと聞くと超法規的に熱くなって悲劇をことさら美談にするUSビダンリティは好みじゃないけどベーコン兄貴の捜査を仕切る現場シキリティの高さには目を見張った。@試写
Matilda

Matildaの感想・評価

4.8
Filmarks試写会にて。
バーニングオーシャンを観ることができなかったので今作は試写会が当たりとても嬉しかったです。

さて今回は記憶に新しいボストンマラソンのテロ事件を題材にした実話ものということで。もともと実話ものはとても好きなのでこれも好きになるとは思いましたが、その予想を遥かにこえてくる作品でした。

まず、退屈なシーンがない。常に緊迫感がありました。事件発生から犯人逮捕までの103時間、正確には事件前から描かれるのでもっとあるのですが、それが思い切りこの2時間ちょっとに凝縮されていて、とにかく濃い。

そして、キャスト陣の演技が素晴らしい。マークウォールバーグ、ケビンベーコン、ジョングッドマン、JKシモンズとなかなかの豪華キャストです。彼らは本当に素晴らしいです。メリッサブノワちゃんも結構メインで出てきます。

中国版タイトルでは「愛国者行動」となっているらしいこの作品。確かにTHEアメリカ映画といった印象は受けました。しかし、そう見えて実は人々の美しい心の繋がりを信じさせてくれる素晴らしい作品でもありました。

この事件によって、人々は色んなものを失いました。足を失った人、自分の大切な人を失った人。彼らはある日突然日常を奪われたのです。
しかしそんな彼らを救ったのはまぎれもなく彼ら自身でした。自らの愛の力によって彼らは前へ進んでいったのです。
ある若者の憎悪によって起こったその悲惨な事件。人々はその憎悪に対し、愛を武器にして、街全体でひとつになって闘った。その姿に心をうたれました。
当時私達がニュースでは知り得なかった真実が、この映画には描かれています。人情に訴えかけるだけではなく、捜査についても詳しく具体的に描かれていて驚きました。

私達はこの事件を忘れてはならないし、どんな理由があろうともテロは悪です。決して起こってはならない。
しかし、この事件によって、人々がひとつになったことも事実でしょう。こんな大変なときに人々は常に、自分の心配ではなく他人の心配を、他人を思いやる心を持っていました。誰だってどこかに必ず、美しい心を秘めているのです。その美しい心によって、人々は繋がっているのです。それをこの作品は伝えたかったのではないでしょうか。

とにかく素晴らしい作品。実際にこの痛ましい事件が起こったことによって、この作品ができたことを思うととても複雑な気分ではありますが、できるだけ多くの方に観ていただきたいです。

※最後に。この作品は負傷者の傷の様子などの描写がかなりあるのでそういったものが苦手な方にはおすすめできません。しかし素晴らしい作品には変わりないのでぜひ。公開前なので宣伝文みたいになってしまいましたが、私も公開後また時間があれば観に行きたいなと思っています。
yuta

yutaの感想・評価

3.9
最初、実話物はどうだろうと不安だったが、緊張感とリアルさが伝わりとても面白かった。登場人物の掘り下げがもう少しあれば良かったと思うが実話ものなので気にならない。いい映画だった。
ぬーの

ぬーのの感想・評価

4.3
ラストで少し泣いた。

少しだけかよ!と思われる方々に言いたいです。

おれ、人前で泣かないんです。とにかく泣けないんです。理由はただ1つ、恥ずかしいから笑

そう、1人で映画見て泣くことはあります。
でも誰かと見て泣いたことは一度もありません。

そんなわたくしがですよ、満員御礼の試写会で、公衆の面前で、泣いたのです!!!!(どーーーーん!!)


この映画は日本では絶対に作れない。絶対に。
テロ事件をここまで希望に溢れたラストに仕上げることができるアメリカという国と人の強さ。
たくましすぎる。
これは本当にアメリカの凄いところであり、日本にはないもの。

特別アメリカ好き〜とかピースの綾部さんの様なハリウッドに対する憧れとかがあるわけではございませんが、この姿勢には感服です。

実話ベースの本作は緊張感の作り方が本当にうまい。
なぜか分からないけど、事件が起きたりしてない序盤の序盤から自分はずっと緊張していた。

そして更に凄いのがその緊張感の持続。

この映画の緊張感の持久力には、持久力メダリスト高橋尚子もビックリしたことだろう!(もらったチラシに高橋尚子さんの感想コメントが載ってました笑)


そしてそして笑いは緊張と緩和だ!なんてバラエティとか見てるとよく聞きますけど、この映画ずっと緊張感あるのに、本当にたまにくすっとできる緩和を入れてくるんですよ。
その緩和が強すぎないし、数も多くないから緊張感は途切れない。
絶妙な緩和なのであります!


ラストは実際の事件当時の映像、事件体験者のインタビューなど、ドキュメンタリー風な仕上がりにすることで、そう、これは本当にあった出来事なのだと再確認させられる。


これがフィクションなら普通に面白いアクションサスペンスとして消化できるんだけど、フィクションじゃないから感情はとても複雑。
よくできてるからこの映画面白いよ!と言いたい自分と、面白いっていう表現はやっぱり不適切かな…っていう自分と。



ララランドの掴みの旨さ、あれはもうチート級でしたけど、この映画にはララランドとは違った冒頭から入り込める要素があったな〜
言葉でうまく表現できない自分の語彙力の無さがもどかしい笑


終始鳥肌立つ映画でした。
アメリカすげえ。まじで。
日本にもアメリカのいいところは見習って欲しいですね。

この映画には希望しかありませんでした。素晴らしい。




マイナス点を挙げるなら、サスペンスとして見たときに結局犯人の動機は?とか事件の真相がイマイチ明かされきれていないという点。
まあこれでフィクションならその点ハッキリしてよ!と思うんでしょうけど、半分ドキュメンタリーな映画なので、自分はそこまで気にならなかったです。