カンパッチー

彼女はパートタイムトラベラーのカンパッチーのレビュー・感想・評価

3.6
SFかと思っていたけど、社会からつまはじきにされている2人の交流というかロマンスコメディというかインディーらしいなんともほっこりする作品。

邦題に騙されたとはいえこの邦題じゃなければ観ていなかったと思うのでまぁ結果オーライです。確実に詐欺邦題ですけどね!マーク・デュプラスのイケてないおっさん臭さとオーブリー・プラザの目力、なんとも憎めない愛すべき脇キャラたちとすごく自分にはぐぐっと刺さる作品でした。

タイムトラベルできたのか?とかそんなことはどうでも良くて、2人が走り出すことができたということがとてもよかったなぁ…そして、地味にマーク・デュプラスの歌声も好きだなぁ…そしてタイムマシンの船型の造形も好きです。
この地味な作品から見出されてジュラシックワールドの監督に選ばれたとかハリウッドは先見の眼がありすぎじゃないですか?いやいや、アメリカンドリームですね。