監督もまだ有名ではなく
役者も知られていない
とくれば
なんとか人が反応するようなとっかかりを作りたかったのだろうが…
この邦題はやっちまった感がすごい
内容がなかなか良いだけになおさら
ポルノ女優と
寂しい老婦人
そして
チワワのスターレット
「タンジェリン」
「フロリダプロジェクト」
ともに未見なのですが
なるほど
この監督は確かに自分の語り口を持っていますね
それは
どんな人に対してもニュートラルな視点ということ
簡単に善悪を分けるのではなく
事実を写し
それをどう取るかは観る方次第
だから
出てくる人みんなが欠点を持っているんだけど説教臭くならない
想像する余白がおおいに残されている
アプローチの仕方は全く違うけど
感覚のまま撮って
あとは委ねる
ヨルゴス・ランティモスの作品を観た感じに近い気がしました
全面的に好きとまではまだ言えないけど
これからが楽しみな監督の1人なのは間違いない