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タイニー・ファニチャーのGenaのレビュー・感想・評価

タイニー・ファニチャー(2010年製作の映画)
3.0
オーラ演じるレナは、子供がそのまま大人になったような人。
二十歳をゆうに過ぎても、時々親の隣で眠りたくなり、消して荒げることのできないもそもそした声でヒステリックに怒鳴り散らし、夜中に家族中を叩き起こしてI ove youを伝えてまわる。

妹にはときどき好かれなくて、男受けもちっともしない。
お金もなく、根性もなく。ぜんぶひっくるめて自分を見ているようw

レナは決して一般的な美しさや男受け、映画の画面映えするタイプではない。けど彼女のすごさはそれを理解した上で自分を適切に捉えられるところ。自然にカメラの前に立ってる。
僻みもせず、自虐もせず、うぬぼれもせず。とっても等身大。
彼女の才能はそこだと思った。

ちなみに。チラシに載ってたキャッチコピーが秀逸

「 私はめちゃくちゃしんどい時を過ごしているっていうこと、みんなに知ってもらいたいと思ってる」
わかるぅぅぅぅぅ〜〜!!世界中のみんなにわかってもらいたいよね!!

レナ・ダナムが書いたエッセイを読んだ。この映画のエッセンスがぎゅっと詰まっている感じで、彼女の繊細さが感じられて、とても良かったので、そのことをブログに書きました。

https://pieces-of-asia.com/not-that-kind-of-girl/

「『ありがちな女じゃない』日本のミレニアル世代がアメリカの同世代について思うこと」
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