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動物の狩り方のsuのレビュー・感想・評価

動物の狩り方(2010年製作の映画)
4.0
能年玲奈のキャラが不思議。
山に迷い込む事があり、山の中で寝てしまう事がある。
菊地という山男との邂逅。
そこで、菊地が動物を殺している所を目撃する。
「動物を殺す気持ちはどんな気持ちなのだ?」
菊地は、「動物を殺せば食べられるし、人間を殺せば捕まる。」という。
以来、能年は菊地に動物の狩りの方法を教わる。
昔は親友だった子と共に、興味を寄せる山男、菊地のもとに向かう能年。

親友は菊地に「怪しい男」というレッテルをはりつけ、警察に通報したという事を後日菊地のもとを訪れ、テントがなくなっていることで気づく。

菊地は死んでいた。
遺品の菊地の手記に従い、狩りを受け継ぐ。
罠にかかったウサギを初めて自分の手で殺める。
「こんなに簡単に死んじゃうんだ。。。。」
黒味に変わり、
「ごめんなさい、ありがとう」
日々に無気力だった彼女は、
菊地とウサギの
「死」
を目の当たりにして、様々な思いが去来しているであろう。
衝撃を味わい、人は変わって行くのだろう。
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