【殉愛】
言わずと知れた日活ロマンポルノの金字塔。ダンプカーの運ちゃん役の石橋蓮司と赫い髪の女=宮下順子の本能による性関係を淡々と描き出す。原作は中上健次の『赫髪』。脚本は荒井晴彦。音楽は憂歌団。…
ひとはどこかしら欠けている。だから頼れる相手を求めている。いったん出逢ったら、ひたすら抱きしめたい。くちづけしたい。濡れて、勃って、挿れたい、イカされたい。身も心もつながりたい。その時だけ苦しみから…
>>続きを読むトンネル出口、左車線をライトバンなど走行、右車線を歩行する宮下順子、正面からのロングショット。繰り返されるモチーフ。血や口紅で赤くなる口周り(口紅では染まらない)。セキレイ。海辺の廃墟で、先に石橋蓮…
>>続きを読むジョージ朝倉の漫画、ピースオブケイクに出てくる志乃とヒゲ店が感動した映画とやらを見てみなければと思い、視聴。
ロマンポルノは初めてみたけど
深いんだか浅いんだか。というか男は出だしからまあまあ今の時…
女道路歩き,トラック,更地土木作業,青姦,痛がり,白金ドライブイン,女倒れ,微滝,カーテンレール買い忘れ,同棲必要品揃え,シャブ中女殴り込み,うめき声,雨橋傘差し渡り,泡踊り回想,首絞め,酔っ払い殴…
>>続きを読む言わずと知れた名作だけあって面白いんだけど、そもそも中上健次にピンときてないのでそこまでノレなかった。特異なバックグラウンドに由来する性愛の虚しさとかやるせなさは頭では理解できるものの、そこに詩情…
>>続きを読むオープニングをはじめバッチリ決まったシーンの数々が記憶に残る。
また雨も良い味を出していて、雨宿りをしているようなうだつの上がらない刹那的な空気感が物寂しさや不安を漂わせている。
プンと匂ってきそ…
◎ やりまくって、終始雨が降っているが、どこかあたたかさがある。
関西弁?聞き取りずらいので、プロットがあるようでほぼない感じでしたが、楽しめました。この感覚が日活ロマンポルノを楽しむ感覚なのかな、…
ポルノ映画でありながら普通の映画のように賞まで取った凄い作品。
確かにこれは傑作。
雨の日ばかりが背景なのも純文学チックで良い。
登場人物、職場、背景や作りこまれたリアルな部屋…
完成度が非常に高…
にっかつ