★まっすぐで、不器用で、幼稚だった青春の日々★
とっても懐かしくて、甘酸っぱくて、切ない!
くだらないことばかりしている同級生を馬鹿だな、と思いつつ目で追ってしまう気持ち、
仲間とそのくだらないことで笑い合っている時間が最高に楽しい気持ち、
好きな人になかなか好きと伝えられないもどかしさ、
そういう高校時代の懐かしさがぶわっと溢れてくる映画でした。
ヒロインのチアイーを想い続けているのに肝心の言葉は言えない不器用なコートンと、
その気持ちを知りながら一歩踏み出せないチアイーの恋模様がもどかしくて、若くて、
そういう真っ直ぐな気持ちが羨ましくなりました。
最後の彼の想いが爆発するシーンでは思わず涙が。
好きでたまらない人なら、愛され、大切にされるのを心から祝福できる。永遠に幸せであれと。
せつなすぎるけど、そう思えたとき、彼は大人になったのかなあと。
ポスターの、"青春は 恥と後悔と 初恋で つくられる"というフレーズも素敵です。