戦場という過酷な状況下での人間の危うさを、現実を突きつけるように見せることで痛烈に批判している。
その撮り方やフェイクドキュメンタリーという手法も含めて、普遍的な反戦ものというよりも、今作が作られ…
フィクションでありモキュメンタリーである。
イラク戦争の語られていない部分をショッキングでリアルな映像で、ズドーンと頭を打つような作品。
見た後は正直凹みました。
しかしこの映像作品の意義というも…
現代の戦争にも当然ながら戦地での犯罪行為が多数発生することは想定される。第二次世界大戦以降の戦争については、日本はメディアからの情報に頼るしかなかった。その信頼出来る筈の大マスコミでは知り得な…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
デパルマの映像の嘘想像する事実
2009年5月30日 19時02分レビュー
ブライアンデパルマ脚本監督。
僕は本作のようなサスペンス抜きの真面目なデパルマが大好きです。
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どこまでがフィクションなのかわからないから難しい。当事者でない人をさらって処刑するというのが、どう考えてもフェアじゃなくて、でも米兵が彼らにしたことは決して許されることではない。犯罪である。だけどや…
>>続きを読むフィクションを謳ってるけど火のない所に煙はたたぬと言うように誇張や脚色はあれ、根も葉もない事では無いのだろうなーと思う。
戦争地におけるこういった事は報道されず、隠蔽されがち。若干のプロパガンダ感は…
イラク戦争のマフムーディーヤ虐殺事件を基にしたフィクションとのこと。確かにこれ、フィクションと謳っておかないと色々厳しいだろうなあという印象。
あくまでこの映画だけを観て思うこととしては、年端もい…
米軍がイラクで行ってきた蛮行を世の中に知らしめるという店で価値のある作品。帰還兵たちも麻薬やアルコール中毒に陥ったりPTSDで苦しんでいたりするという点である意味被害者であるとも思う。しかし実際にイ…
>>続きを読むんん〜、難しいな。でもアフガンではアメリカ本土を攻撃された反撃として納得して戦線に行けてもイラクではなんのためか納得が行かないというのは、そういうものなのだなぁと思った。
戦時下においてのレイプや…
2006年にイラクで起こった米軍兵士による少女レイプ及びその一家惨殺事件を題材にしている、事実に基づくフィクション。ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞。ドキュメンタリー映像を撮影している風景を中心…
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