ちろる

ハットしてキャットのちろるのレビュー・感想・評価

ハットしてキャット(2003年製作の映画)
3.5
留守番中の兄妹のもとに、欲しいものが何でも出てくる不思議なシルクハットをかぶった不思議なネコが現われ、愉快な騒動を巻き起こしていくファンタジック・コメディ。
↑とのことなんだけど、どちらかというとかなりのブラックコメディだと思う。
この、ネコのキャラ、グッズみたいなので昔から知ってたけどこんなやばーいキャラだったとは夢にも思わなかった。

少し不遇な環境の子供達の元にやってくる少し変わったキャラクターなんて普通子供達の救い主になるはずでしょ?
なのにこれは今まで見たことないくらいに登場から状況を悪化させていく。
マイク・マイヤーズのコメディらしく、案の定汚い言葉に下品な言動。
多分観たら子どもは喜ぶと思う映像と内容なんですが、子どもにあんまり見せたくないもの目白押し。
皮肉な表現目白押しでシュールさといえばティムバートンの(特にチャーリーとチョコレート工場の)の種類なんだけど、あれにお下劣さを足した感じ?
これ、大人向けのブラックコメディなんでしょうね。
このおもちゃ箱ひっくり返したような映像とはちゃめちゃ具合は好きな人は好きだと思うしダコタちゃん最高にかわいいのでそれは観る価値ある。
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