しゃおりん

ジンジャーの朝 〜さよなら、わたしが愛した世界のしゃおりんのレビュー・感想・評価

4.3
パパのいう「ぼくはいつでも抑圧されてきた」っていう言い分は分からないでもない。
普通の家族という曖昧な概念に盲従するママには想像以上にプレッシャーを与えられたと感じたのかもしれない。
ただ、法やモラルというものが世の中にあることは認めざるを得ないのに、自分が考えた上でそれに反駁するっていうのは立派なようで勝手なようでなんとも言えない。
ただ一つ言えるのは、自分の主義主張はどうであれ一人の世界を終わらせたのはクズのしでかしたことだと思う。
理論を自分の言い訳に使う輩に辟易。