桔梗F

モーターウェイの桔梗Fのレビュー・感想・評価

モーターウェイ(2012年製作の映画)
3.3
ジョニー・トーが製作を手掛けたカーバトルアクション。

卓越した運転技術で交通犯罪を取り締まる覆面パトカーチームの若手刑事・ショーン、長年指名手配されていた超一流の逃がし屋の逮捕に成功するのだが…

ジョニー・トーの名前で宣伝してるが、監督ではなく、あくまで製作なので過度の期待をしてはいけない(^^; 

ストーリーは熱血若手警官、交通部の隊員(ショーン)とベテランの隊員(アンソニー)のコンビが凄腕ドライバーの逃がし屋とカーチェイスで対決するものだが…

最近の『ワイルドスピード』のようなド派手アクションはなく、CGも使わず、あくまでドライブテク勝負!
7,80年代のカーアクション映画のよう。

見所はドリフトや高速カーチェイスバトルで、魔技「スピンターン」※「90度クランク突破」は必見(゜ロ゜; かなり玄人向け映画。

血気にはやる若手主人公にあまりやる気のないベテラン隊員(実は凄腕ドライバーで犯人とは昔因縁あり!)が技を伝授する。

ストーリーは違えど、なんとなく『デイズ・オブ・サンダー』を思い浮かべたが、ヒロインがまさかの「女医」でコーヒー吹いた( -3-) =3

展開はカーチェイスにこだわらず、機動隊でも使えば20分で映画が終わってしまうため、あえてカーチェイスにこだわり引っ張る!
ここはつっこまず、いさぎよさというか硬派っぷりがすごい(*^^*)

ベテラン隊員のアンソニーウォンが、「近いうち定年退職」 「定年後は妻と旅行の約束をする」といった致命的なあのフラグを2つも立てるため、アンソニーウォンがどういう運命を辿るかたいへんわかりやすい(>_<)

よい点はテクニックに特化したカーチェイス、おもしろい視点でのカメラワーク、駐車場カーバトルなど。

登場車はBMW、アウディA4など色々あるが、メイン車がシルビア、180、敵の最終兵器がスカイラインGT(S)クーペ?
どんだけ日産押しなんだろう( ;∀;)
ラストバトルはアウディA4vsスカイライン

『RONIN』みたいにA8クワトロ使ったり、GT-R使わないのは玄人向けの渋さなのか、予算がないからか?(゜ロ゜;
桔梗F

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