この映画見てたら頭の中で湘南乃風の「黄金魂」が流れ続けてた。
ホドロフスキー監督の幼少期の自叙伝みたいな映画。「エル・トポ」のようなギラギラした世界感は衰え知ることなく、90の爺さんが表現するのはホント尊敬する。
テーマは父と子の愛で、何が何でも生き抜け!しがみついてでも始めたことはやり通せ!みたいなもの???
だから、ストーリーの流れは掴める。
でも、それと表現を理解できるかは全く別だけど。
とにかくカオスでシュールな夢物語。
冒頭から度肝を抜かれる。..........書ききれないくらい凄い!
その中でも一番際立ってるのは、アレハンドロの母サラ。
とにかく見た目でかい!
おっぱいが。
おっぱい師匠には是非見てもらいたい!
どのシーン見てもおっぱいが最初に目に飛び込んでくる。
その上、口調はオペラ調。普通にオペラ会話。そして息子アレハンドロをお父さんと呼ぶ。
極めつけは、夫ハイメがペストにかかると、立ちション放尿で治癒させてしまうという神対応。
というのはほんの一部のファクター。
とにかくカオスでシュール。その上これ何のメタファー??って表現が多すぎる。
全てを理解するのは到底不可能。でも色合いはすごく綺麗だし、もしこの世界感が好きな人には多分たまらないと思います。
.......監督の記事読んだら、出演してた手足がない兵士は全員障害者らしい(そんな人達を映画ではブルドーザーですくって積み込むのだが.....)