Tomo

リアリティのダンスのTomoのレビュー・感想・評価

リアリティのダンス(2013年製作の映画)
4.0
この映画見てたら頭の中で湘南乃風の「黄金魂」が流れ続けてた。

ホドロフスキー監督の幼少期の自叙伝みたいな映画。「エル・トポ」のようなギラギラした世界感は衰え知ることなく、90の爺さんが表現するのはホント尊敬する。

テーマは父と子の愛で、何が何でも生き抜け!しがみついてでも始めたことはやり通せ!みたいなもの???
だから、ストーリーの流れは掴める。
でも、それと表現を理解できるかは全く別だけど。

とにかくカオスでシュールな夢物語。

冒頭から度肝を抜かれる。..........書ききれないくらい凄い!

その中でも一番際立ってるのは、アレハンドロの母サラ。

とにかく見た目でかい!

おっぱいが。

おっぱい師匠には是非見てもらいたい!
どのシーン見てもおっぱいが最初に目に飛び込んでくる。

その上、口調はオペラ調。普通にオペラ会話。そして息子アレハンドロをお父さんと呼ぶ。

極めつけは、夫ハイメがペストにかかると、立ちション放尿で治癒させてしまうという神対応。

というのはほんの一部のファクター。

とにかくカオスでシュール。その上これ何のメタファー??って表現が多すぎる。

全てを理解するのは到底不可能。でも色合いはすごく綺麗だし、もしこの世界感が好きな人には多分たまらないと思います。



.......監督の記事読んだら、出演してた手足がない兵士は全員障害者らしい(そんな人達を映画ではブルドーザーですくって積み込むのだが.....)
Tomo

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