いの

リアリティのダンスのいののレビュー・感想・評価

リアリティのダンス(2013年製作の映画)
5.0
なんと言ったらよいのかわからない。
でも、この想いに、特に言葉をあてはめなくても良いような気がする。

感動とか感激とか、そういう言葉はしっくりこない。

魂の深いところに、真っ直ぐに触れてくるような、
でも強引じゃなくて、
厳しいけど優しくもあって、
何もかもをひっくるめて、それが生きることだと首肯されたような。

なにものにも似ていないのに、とても普遍的。
個人的なものを深く深く掘っていったら、人の魂と触れることができるような。

あの少年が母を見上げる時と同じ、恍惚の表情を、私も浮かべていたと思う。
あの父の放浪を、私も共に旅したのだと思う。
同じように生き抜いて、今、ここに、いる。
いの

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