矢吹健を称える会

夜はいじわるの矢吹健を称える会のレビュー・感想・評価

夜はいじわる(1961年製作の映画)
2.8
 ちょっと締まりがない。山本富士子と船越英二が恋に落ちる瞬間くらいはちゃんと描いてほしい。
 さすが最盛期の大映、美術や撮影は素晴らしく、高知での鰹節制作工程なども興味深く見た。しかし山本と船越が鉢合わせするシーンなんか、もっと驚かせてほしいと思う。演出がモタモタしてて本当にもどかしい。ただ、告白シーンでのお酒の使い方はとても可愛くて好感を持った。