Shaw

セブン・サイコパスのShawのレビュー・感想・評価

セブン・サイコパス(2012年製作の映画)
4.0
マクドナー史上最も珍妙でややこしい映画だった。

というのは褒め言葉でも批判でもあるのだけれど、実際一気見してしまったし大いに楽しんだ。メタ的なプロットがどんどん複雑化していき、いつものマクドナー映画の「ストンと落ちる締め方」ってものは当然無いまま映画は終わった。

けれど彼の、何層にも重なってメタファーやら何やらで複数の要素がシンクする感じはこの映画にもあって、しばらく考えさせられることになると思う。

タランティーノのをやろうとたらとっ散らかってしまった、って感じは否めないが、間違いなくマクドナーでなければつくれない映画。まさにカルト作品って感じ。
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