一般評価低〜〜(*_*)
【スリビル】のマーティン・マクドナー脚本、監督スリビルより肩の力を抜いて観れる【サイコ・
アクション・コメディ】。
セブン・サイコパスの脚本執筆が滞っているマー
ティ(コリン・ファレル)に悪友ビリー(サム・
ロックウェル)が勝手にサイコ野郎募集の新聞
広告を載せたことから始まる騒動…。
OPから引き込まれる展開というのはスリビル
と共通していた。各キャラの個性的造形も良い。
サイコ、バイオレンスという脚本、描写という
意味で、少なくてもタラちゃんやたけしの影響は
感じ取れた。
あと、キャストのみならず脚本にもスリビルに
繋がる原石が発掘された。
(個人的に脚本完成度はこちらに軍配。)
サム、コリン、ウディ、クリストファーらの好演。
サムのヘラヘラした役柄(怪演)はタイプキャスト
でお手の物だろう。
なので、【スリビルの彼こそ受賞】に相応しい
のだ。
本作では個人的に凄味あった【ウディ】に助演賞
をあげたい。
ウディとクリストファーの顔合わせシーンなんか
は中々お目にかかれるもんじゃなく得した気分⁈
になった。
クリストファーは終盤に味わい深いシーンがあった。
ただのサイコ映画に留まらず【赦し】が描かれた
エンディングもバッチリ決まった快作。