にーやん

セブン・サイコパスのにーやんのレビュー・感想・評価

セブン・サイコパス(2012年製作の映画)
4.0
この手の映画って間違いなく不謹慎だけど、その不謹慎さをどうとるのか…
なので、不謹慎な表現が苦手な方には全くオススメできない作品ではあります。

アルコール依存症のマーティンが執筆中の脚本「セブン・サイコパス」の世界と現実世界が交差しながら混じり合っていく進行が自分の予想を超えてきて、話が進むほど面白い!

人は簡単に殺すのに愛犬をこよなく愛す強面チャーリー、ウサギを抱えたザカリア、ビリーのイカれっぷり!とサイコを演じる役者さんもパーフェクトで見応えも十分。北野武のカメオ?もねw

そんな話…と割り切って楽しむ一方で、時折顔を出すヒューマニズムとユーモアに気持ちをかき乱されながらも、迎えるラストシーンで感じるマーティンの成長に不思議とジーンとする…「えっ、てかオレ何観てたっけ?」と最後は少々混乱気味…😅

一筋縄ではいかないタイプのこの作品、自分的には「スリー・ビルボード」同様満足度120%でしたw

最後はシーズー犬がぜんぶ持っていきましたけどねww
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