人種差別と野球の開幕シーズンって事でこの映画見返した⚾️高校の時の人権学習で見たけど、やっぱりいい映画。
黒人初のメジャーリーガーになったジャッキー・ロビンソンの話。戦後、まだ黒人差別が当たり前のようにされていた時代に、抜群の運動神経とセンスを持つジャッキーはドジャーズのスカウトマンのリッキーにスカウトされる。しかし、黒人が白人と一緒に野球をするということが初めてなので、罵倒されることになるがそれに耐えれるならという条件付き。そして、ドジャースの二軍(?)のロイヤルズに入団する。
⚠️ネタバレ⚠️
初めてのキャンプでも予想通り罵倒され、マスコミからは過度な質問をされる。ロジャースVSロイヤルズのオープン戦ではジャッキーが大活躍。妻に妊娠発覚で子どもが産まれ幸せ満帆の中、ドジャースのキャンプに参加する。しかし、チームメイトはジャッキーをチームから追いやる署名を集める始末。このことはチームの上層部にもバれて、注意される。無事入団し、1試合目は差別がまだ激しいフィラデルフィア戦。フィラデルフィアの監督はジャッキーが打席に入ると罵声を浴びせる。その場では耐えるものの、ベンチに帰ってからバットを折って泣くほど怒りが抑えられないジャッキー。そこにリッキーが来て、「結果で見返して世界を変えろ」と伝える。第2打席も変わりなくフィラデルフィアの監督は罵る。これに怒りを感じたドジャースの仲間が抗議する。ジャッキーとチームメイトの絆は深まり、ドジャースはナショナル・リーグで優勝する。最後は、黒人の野球少年がジャッキーに憧れる描写で締めくくられる。
肌の色が違うだけで、野球とかスポーツをするっていう目的は同じよな。最初はジャッキーを受け入れることに反対しとったチームメイトとか球団関係者が、だんだんジャッキーの味方になっていく所に人間の本質的な優しさを感じたし、こうあるべきよなって思った。生まれた時から差別を受けるってどういう気持ちだろうって想像したらほんまに不平等で差別する側は許せんなって思った。そんで、何でも1番最初にするっていうことはめっちゃ勇気のいることやなって思った。