陰陽

オスロ、8月31日の陰陽のレビュー・感想・評価

オスロ、8月31日(2011年製作の映画)
3.8
人間が多い場所は、畳み掛けられそうになって、ふと1人の世界を作ってしまったりしたり、時には俯瞰して見てしまう。主人公がそう思ってたのかは定かではないが、人生に対してはそういう感情を抱いていたのかな、友が頑張って寄り添うのも凄い痛々しく感じた。俺のわだかまりは到底計り知れないぞと奥底で思ってるかのように。面接官は向き合おうとしたのかもしれないが、自分でなにかを決めつけ、履歴書をゴミ箱に捨てる。
彼はピアノが弾けて、書き手として素晴らしい物が書ける。それは、他人が判断していることで、本人は納得できない。全ては自分自身で作った道。その道は、主人公は死にたくなるような道。
陰陽

陰陽