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裏切りの季節のricoのレビュー・感想・評価

裏切りの季節(1966年製作の映画)
3.0
ベトナム帰還兵の報道写真家が復讐される話。最後の謎解きやどんでん返しは感心する所もあるものの、端々に渦巻いている「若松感」のせいで、謎解きもハードボイルドな世界観も弛緩しっ放し。
あと、時代的な物だし仕方ないんだろうけれど、挿入歌がダサすぎる。
「ほしのしっぽはなぜ生えた 流れ星」を思い出してしまった。
荒野のダッチワイフの方が3倍くらい面白いのだが、さりげなく足立正夫が出えんしていたり、助監督が田中陽造だったりする。
こうなったらぜひ「毛の生えた拳銃」もみてみたいのだが、、、

ちなみに撮り方とかは前衛的な雰囲気もあってカッコいい所は沢山あります。
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