鍋レモン

天使のはらわた 赤い教室の鍋レモンのレビュー・感想・評価

天使のはらわた 赤い教室(1979年製作の映画)
3.2
⚪概要とあらすじ
週刊ヤングコミックに連載されていた石井隆の「天使のはらわた」が原作。前作の「女高生 天使のはらわた」に続くシリーズの二作目となる。

乱暴された現場が映像となったために転落の人生を歩む女を描く。ポルノ雑誌記者の村木は、温泉街でブルーフィルムを観賞するが、そこに映し出された女に魅了される。村木の知るモデルたちからは想像すらできない迫真の演技であった。女の居場所を探し回るのだが結局うまく行かない。ところが、撮影で訪れたラブホテルで、受付の「あの女」こと名美に出会う。村木は名美にブルーフィルムが忘れられないと話すのだが、実は彼女が学生時代に強姦されたときに撮られた映像だったことがわかる...。

⚪セリフ
「改めてデートしてくれないか」

⚪感想
日活ロマンポルノだけあってほぼ絡みのシーン。悲しみと孤独が溢れてる。

色合いと光の使い方が良かった。妖艶って感じ。

キャストの中で分かるのは蟹江敬三さんくらい。それでもめちゃくちゃ若くて言われないと分からないレベル。

蟹江敬三さん演じるアダルト雑誌を編集している村木。サングラスをしているからか若干そっちの人に見える。
一途で男らしくてかっこよかった面を持ちつつ、浮気してるし喧嘩が弱いのがなんとも...。

蟹江敬三さんは私が高校生の時に小論文の書き方を教えてくれた先生に似てる。
あともう亡くなってしまったけどイケおじみがあって割とすきだった。

この映画に登場する女性はみんな不幸。このあとはどうか幸せになって欲しいと思うばかり。

こういうジャンルは無料じゃないと観ないけど古い映画もたまに観ると面白い。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞。
鍋レモン

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