これは良作ですよおおおお…
って！！！☆2.3！？そんな馬鹿な！？
小柄で巨乳な栖佑日菜子(せいゆう ひなこ)に入社式で一目惚れをした八日堂 俊介(ようかどう しゅんすけ)。お酒の場で栖佑に近付くが、栖佑には名古屋に住む遠距離恋愛の彼氏が居た。それでも諦められない八日堂はある日2人で残業になった日"嘘の恋人関係"を持ち掛け…
いやー。この手のピンク邦画の中ではよく出来てると思ったのでフィルマの評価見て衝撃受けたわ。脱衣麻雀のような特殊な作品は除いて、大体のケースで自分がつける点数より平均の方が高いので、この点数のギャップの衝撃は2018年で1番かもしれん…！
前に見た同じ監督の「好きでもないくせに」もめちゃくちゃ良作やんけ！！と思ったから、あたしはこの監督の作風が好きなのかもしれない。何が良いって登場人物たちの心理描写なんよな。大体こーゆー映画に出てくる人らって「何こいつ？何したいん？」ってなる事多いけど、この監督の作品は「わかりみ～～～～～！」ってなる。
栖佑視点でいくと遠距離恋愛中の彼氏に秘密で八日堂とデートしたりキスしたりして寂しさを紛らわすんやけど、八日堂視点では栖佑がマジで好きやから何とか振り向いてもらおうと頑張ってて、一途な八日堂と清純派ビッチの栖佑のギャップが良いんだよね。
嘘の恋人関係なんてくだらないって分かってるけど、それにしかすがれない。この監督は「手が届かない人を好きになってしまった男の切ない気持ち」と「みんなに好かれるミューズの葛藤」を描くのがうまいなと思う。最後なんてなんかこうジーンと来てしまったよ。(八日堂目線で)
見終わったあとにはタイトルも切ないなって改めて思う。いやーやっぱ始まりから終わりまで良作としか言えないよ。個人的には女性にオススメの1本。
あ、ちょっとほめ過ぎたのであかんとこも書くよ
・主人公がブス(ジャケはだいぶ盛れてる)
・主人公の髪形がダサい。(スカスカのエクステ)
・主人公、ホラー映画好き設定はセコい
・居酒屋の男子トイレ(not個室)で手コキはさすがに誰か来ると思う
・しかもハンドソープ使うとか痛そう
・登場人物の苗字みんなスーパーとかいう謎設定
