コキジ

南京!南京!のコキジのレビュー・感想・評価

南京!南京!(2009年製作の映画)
3.5
南京事件はあったのか?それは後述するとして。
迫力ありました。南京陥落前の戦闘はプライベートライアンの後半に似てる程、瓦礫の山をキュルキュルとキャタピラ鳴らして進む戦車、兵士を凪倒す圧倒的な機銃、モノクロっていうのが勿体無いぐらい。
勿論残酷なシーンも沢山あります、黒い太陽731ほどじゃないにしろ。銃殺、家屋に閉じ込めての火炙り、生き埋め、ぶら下がる死体、生首、そして圧巻の死体の山。多分映画であんな死体の山を見たのは初めてだと思います。プラトーンとか目じゃ無いですよ。
何故か斬首はありませんでした。南京事件というと自分はあの斬首の写真が目に浮かぶのですが。
さて冒頭に戻って、南京事件はあったのか?自分はあったと思います。ただ死者の数については、この映画では30万人としているし、Wikiはもう訳分からんし・・・。でも2万にしろ4万にしろ30万にしろ、それを「無かった」事にするには無理があると思うんです。
日本でも中国でもない第三者機関が調査しないと拉致あかないでしょうこの問題は。
例えばこの映画に出て来る中国人の密告などが本当にあったのか?
3週間という約束で慰安婦を務める代わりに食料・衣類・暖房を与えて結局何人かは殺してしまったという事実はあったのか?
折角自国側のマイナスを見せてくれているんだから調べましょうよ。調べて下さいよ。そして真実だったらきちんと謝罪しましょうよ。「俺らがやったんじゃ無い」とか言う奴は鼻から黙っていて下さいね。そして作り話だったら逆に謝って貰いましょうよ。
自浄作用が無いと腐っていくというのは今回の自民党で思い知ったでしょうネトウヨさん?
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