僕はジャックの邪な心です

アメイジング・スパイダーマン2の僕はジャックの邪な心ですのレビュー・感想・評価

3.9
悪役の散り際があっさり過ぎて誰でもスパイディーになれるのに、そして打ち負かされた時にまた善人として生まれ変わる事が出来るかもしれないし垣間見えるかもしれない所が、実写スパイダーマンの魅力だと思っていたのですが…これではエレクトロがただの妄想雷男として処理された感じが否めない、グリーン・ゴブリンはコミック版に近づけた雰囲気ですがサム・ライミ版の親友という位置付けの仲でのダークサイドの堕ち方も残酷で納得の行く作りであったのが、今作では久し振りの再会になってしまっている為に一体一体のヴィランとの関係性や死闘と言うより詰め込みすぎで消化不良を、より促進させたのがアメイジング・スパイダーマンシリーズ終了、3はありませんという情報によって散りばめられた伏線の数々は正直に言うと無駄になってしまっているのです。
ヴィラン達の装備がウィンドウ越しに覗いているだけに、悲しい気持ちになりましたね…。
シヴィル・ウォーで合流する新生スパイダー・マンに期待です。
キャラクターの底の嫉妬心や憎悪の描き方はサム・ライミ監督の見せ方が上手い、同列の2で張り合わせるなら断然サム・ライミ版スパイダー・マン2の勝ちですねCGや3Dがどれだけ凄くてもハートを感じ、1本で収めなければ映画じゃないんじゃないかと思えます、サム・ライミ監督の様にキッチリ3部作で終えるなら話は別でした。
リザードの博士の伏線というかビデオメッセージはズルい、あの結末もズルい、けども原作通りだし超人の領域に無闇に乗り込んだらいけない良い教訓になりました、それにしても親父さんの言いつけを守れず、無念です、そこはピーターに同情しました。