日本初アカデミー賞短編ノミネート作品。『頭山』落語の演目の1つをアニメーションとして描いた作品。
〝もったいない〟今や世界共通語となったこの言葉。
内容は、
何でも勿体無いと思う男、悪く言えば物凄くケチな男が拾ってきたサクランボを種まで食べた結果何が起こりうるか…。
子供の頃、スイカやサクランボの種を食べると頭から芽が生えるよ。という都市伝説を信じていた僕としては非常に微笑ましい作品でした。とはいっても人間の卑劣さを端的に表現した本作はかなり刺激が強い作品だと思います。
言葉や音楽では表す事が出来ない、その時の感覚でしか表す事が出来ないものがラストに詰まっていて個人的には『マインドゲーム』を思い出しました。