「愛してる」と素直に言うことは、そんなに難しかったっけ?
ドビュッシーのケークウォークがバトルのゴング。
タイトルそのまま本気のどつきあいが始まる。
部屋で廊下で納屋で森で。
殴って噛み付いて急所蹴り!
あまりの真剣バトルに、私は何を観てるんだっけ?と苦笑い。
家族との軋轢からくるフラストレーション。過去の儚く散った恋。
八つ当たり…?ファザコン…?
でも自分の全てを受け入れて欲しいと言う気持ちはちょっとわかる。
全てのバトルはまるで前戯。結果結ばれたときはまさかの泥だらけ。
なかなかハードでした。この愛の形を理解したとは言えないけど、画もキレイだし何だかすごいものを観てしまった!という衝撃はデカイ。
相手の男性役はチャップリンのお孫さんことジェームズ・シエリー。ギラついた山男風で、あの身体能力をよく生かしてらっしゃいました笑