ラグナロクの足音

ある過去の行方のラグナロクの足音のレビュー・感想・評価

ある過去の行方(2013年製作の映画)
4.0
ファルディー怖え。ここまで人間のつく嘘を自在に操る作家他にいないのではと思う。まじで怖え。本音を言いたくても言えない家族のヒリヒリ感滲み出てます。
元妻に会いにパリにやってきたイラン人の元夫。植物状態の妻を持つ新しい彼氏と暮らしていたが、その原因を作ったのは浮気だと母と絶縁する娘を通してそれぞれの言えなかった本当の想いがパズルのように一個ずつ表象していく。タネの出し方が滑らかすじてもはやエロい。
ラグナロクの足音

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