“別離”がかなりタイプだったので
アスガーファルハディ監督二作目の観賞。
離婚裁判をする為に
嫁娘の家に訪れた夫。
そこには新しい再婚相手の家族がいて
なにやら不穏な雰囲気で…というお話。
“別離”もそうだったけど、
この監督さんがつくる映画には
悪い人が一人も出てこないのね(*_*)!
だからこそ、そのやるせなさに
打ちのめされます。
ちいさなちいさな人間関係のもつれが
バタフライエフェクトのように
大きくなって返ってきて
誰にも取り返しのつかない出来事となる
主人公も娘も、再婚相手も、
その息子だって全力で生きていて
みーーんな応援したくなるの。
そしてこのラスト。
良質!